北見市農泊推進協議会では、農林水産業の皆さんにご協力いただき、体験型の観光プログラムの造成に取組んでいます。

机の上で建てた企画検証の為に8/9-10の1泊2日間で、モニターツアーを実施しました。まだ、一般販売には至りませんが、目指している体験プログラムの内容をご紹介させていただきます。

①<仮称>「じゃがイモ掘り」と「北見ハッカ」体験&じゃがバター実食体験プログラム!

09:30 北見駅南口(中央プロムナード南口)を出発

今回は、「北見市農泊推進協議会モニターツアー②」でご紹介する、るべしべ白花豆くらぶさんの協力で実現を目指す白花豆畑ピクニックの体験プログラムを実施することもあり、白花豆がラッピングにデザインされている、エフ交通さんの中型バスで出発。

10:00~11:00 北見市端野町の斉藤農場さんでじゃがイモ掘り体験

この日は農作業が忙しく、畑でお会いすることはできませんでしたが、7月に事前勉強に訪問した際には、「栽培への想い」「栽培作物の品種」などの真面目な話を中心に、丁寧にレクチャー頂きました。その内容を含めてガイドが案内するプログラムの造成を目指しています。

目的地に向かうバス車内で、ブーツカバーを参加者に配布します。

これは、靴の表面に付着した害虫が、畑に入り込むのを防ぐためのカバーで、今回はより厚手のカバーを準備。(因みに、今回のモニターツアーでは3件の農家さんの畑に立ち入るため、都度、新しいカバーに履き替えていただきました。)

バスを下車して、少し歩いて収穫させてもらう畑まで移動。

途中で大豆(枝豆)がなっている畑に寄り道

遅ればせながら、初日のガイドは我妻氏が担当。

更に、ジャガイモ畑に移動。移動中に「花」を発見。

そして、「実」も発見!(緑のプチトマトみたいなのが「実」

お目当ての収穫させてもらえる畑に到着!

スコップと袋を持って畑の中に入り込みました。

今回、収穫させていただいた品種は「とうや」で、「とうや」の畑と並んで栽培されている「スノーマーチ」も若干収穫させていただきました!

11:00 農場出発

収穫したじゃがイモの一部(参加者から各1~2玉)をバス車内で受取り、昼食会場の居酒屋(山猫酒場)さんに、昼食の食材とするために預けてハッカ記念館に移動。

11:30~12:20 北見ハッカ記念館で体験&見学

かつて<世界のハッカ市場の70%を占めた北見ハッカ>に触れてもらう為に、北見産の天然和種ハッカを香りづけにアロマクリーム作りを体験いただきました。(昼食会場に預けたじゃがイモの調理時間を確保する必要もあります)

通常は施設内で実施するのですが、今回は14名と人数も多いため、試験的に屋外にテントを準備して実施。風が強い場合の対応等の課題にも対応の目途が立ちました。

12:20 北見ハッカ記念館出発

12:30~13:30 昼食会場の居酒屋<山猫酒場>で実食

このプログラムで、こだわったのが<自分で収穫したじゃがイモ>を、<その旅行行程中>に、<食べる>でした。比較的仕事に優しい私(石井)ですが、この点は最後までこだわりお店には大変負担をかけました・・・。お店側が直前に今後の企画が広がるオペレーションを作り出してくれたことに感謝しています。

今回は、「じゃがバター(又はじゃがマヨ、じゃがチーズもあったかな?)」で実食体験!

本来は、収穫直後より少し寝かせた方が、ほくほく感が増して美味しいそうですが、ついさっき自分が土から掘り出したイモを食す事で、美味しいが増し増しになったと思います!!!(ジャガイモ畑を貸してくださった、斉藤農場さんのご厚意で男爵イモをプレゼントいただき、男爵のじゃがバターも美味しく頂けました。)

地元産小麦を使ったツムラ製麺所さんの生ひやむぎや、地元オホーツクホタテグラタン等、北見産の食材にこだわったランチメニューを提供いただきました。

13:30 昼食会場を出発

以降の行程は、北見市農泊推進協議会モニターツアー②(白花豆編)に続きます。

 

今回のモニターツアーの行程は、北見に宿泊した方が午前中の半日プログラムを想定した内容としましたが、食事メニューを検討することで、午後に北見入りして、この体験後に北見に宿泊するプランの提案が必要と実感しました。